ドコモ、auは料金制度はどうか?
ドコモとauには、法人やグループで使用してメリットの大きい料金制度は無い。
法人割(家族割)などの制度はあるが、通話料金が30%割引になる程度で、安心して定額で使用できるものではなく、タイプSS(プランSS)の1,800円(最大25分)が、35分程度に増えるということである。
使用する従量によりプランを選ばなければならず、必ずしも使いやすいとは言えず、まめにチェックしていないと無駄を発生しやすい。
タイプ(プラン)SS |
1,890円 |
最大25分→35分(法人割30%OFF) |
タイプ(プラン)S |
2,467円 |
最大62分→89分(法人割30%OFF) |
その他 ・( )内はauのプラン名称 |
比較的に低額プランで検討しても1ヶ月25日勤務として、1日あたり1.5分〜3分程度の通話しかできない。
結論として、 ソフトバンクの機種料金“0円”(機種の好き嫌いは排除して)を選択し、ホワイトプランに加入すれば、月額980円で、スタッフ間(ソフトバンク同士)の午前1時〜午後9時までの完全定額利用が可能となる。またメールも同条件で無料となる。
一押しの低コスト携帯電話会社は“ソフトバンク”ということである。 この4ヶ月間“純増第1位”というのもコスト意識の賜物と言えるだろう。
以前は、ドコモとドコモを追い上げるauとの熾烈なシェア争いが顕著であったが、最近は、ソフトバンクとウィルコムの価格やサービス競争が目立ってきている。 この現象はとても良いことで、良いサービスと価格の競争は不可欠のものである。常に切磋琢磨して行ってもらいたい。 また、別の視点から見てもソフトバンクとドコモ、auの顧客対応の違いは明らかで、ソフトバンクでは機種変更でも“0円”機種があるが、ドコモとauでは、新規顧客と既存顧客(機種変更客)を差別している傾向である。これは通常の客商売の慣わしに逆行する内容になっているのも不思議ではある。通常は過去から現在まで売上に貢献している既存客に対して優待を適用するものだが、この2社については、新規を獲得したいばかりに新規加入には“0円”を設定して、機種変更については同じ商品であっても高額な価格を設定している。
少なくとも、顧客には新規であれ、機種変更であれ、同じ待遇、条件で対応することが公正であり、公平な態度ではないかと筆者は考えるが如何に? |