プリンタの選び方 介護事業所に必要とされるプリンタの機能とコスト比較

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介護事業に携わる事業所に求められるプリンタの条件とは何だろうか。 いくつか考えられるが、ポイントは直接コストに関わる機能・性能に絞られるだろう。

1.

コピー用紙の消費量を抑えるためには、“自動両面印刷”機能が欲しい。

2.

利用票、提供票など細かな罫線印刷では作業効率を考えると、 印刷スピードでは“レーザープリンタ”が良いのではないか。

3.

介護事業所に特有ではないが、事務所で使用するならば、“ネットワーク対応”は便利である。

“自動両面印刷”機能

やはり一番必要なのは、この“自動両面印刷”だろう。ある居宅介護支援事業所では、ケアマネージャーさんが、 利用票/別表を印刷する際に、1部印刷しては、プリンタに行き、器用に裏返してカセットにセットし、 各々に逆に裏面に印刷するという、、、そこまでして、10名のケアマネさんが全員で“経費削減”に取り組み、 コピー用紙という原価を如何に“抑えるか”頑張っています。でも、これは“何とかしてあげたい”ですね。

これではあまりにも効率が悪い。高価なプリンタを買わなくても、最近は低価格なものにも“自動両面印刷” 機能が付いているので、ぜひ、このような機種を選んでみてはいかがでしょうか。

“レーザープリンタ”であること

印刷スピードとクリアな安定した印字では、やはり“レーザープリンタ”を選択してしまいますね。 細かな罫線が異常に多い介護制度では、インクジェット・プリンタでは、縦罫が多いとどうしても速度効率が落ちてしまいます。 最近のインクジェットは性能が良くなっていますが、インクで印刷した書類は「水」に弱いということもある。 また、インクとトナーのカートリッジ交換のユーザビリティとコストを考えたい。極端とも言える帳票出力の量を考えると、 インクカートリッジでは、カートリッジ交換の頻度が多くなります。

“ネットワーク対応”機能

100Base-TX、10Base-TなどLANに対応するネットワークカードが付いていると、複数のパソコンで1台のプリンタを 共有使用できるので、とても便利です。でも、これは絶対条件ではなくて、ネットワークカードが付いていなくても LANで結ばれていれば、特定のパソコンに直接USB接続されたプリンタを、複数のパソコンで共有することは簡単です。 その意味では、ネットワーク機能の有無というよりも、複数のパソコンを設置する場合は、LANを採用しましょう。

その他の機能について考察する

◆複合機であることの是々非々◆
 コピー、FAX、スキャナーなどたくさんの機能が付いた複合機は、一見便利なように思えるのですが、 必ずしもそうとは限りません。
 いくつかのリスクがあります。
 1.1台が故障すると、全ての機能が使えない場合が発生する。
 2.廉価版の複合機には、性能的にも、物理的にも限界がある。

 数10万円するような高価な複合機ならば、保守・サポート(有償)の体制はできる限り整備されていますが、 スモール・オフィス中心の介護事業所では、そのような高額な予算は大きな負担です。家庭用に開発された廉価版の複合機では、 たくさん付いている機能がアダになる場合も考えられます。1台の機械に、複数の所員が、 複数の機能を使うために集中するわけですから、業務処理の集中による機械にとっての負荷は大きなものとなりますし、 また1台の機械にみんなで“行列”をつくるのも非効率的です。
 人間でも同じことが言えますね。

◆複合機のFAX機能の是々非々◆
現在主流のWindows XPには、OSの機能として“FAX”機能が組み込まれているので、 FAX機能をON(インストール)して、電話回線にパソコンを接続した状態で起動しておけば、FAXの自動受信、 パソコンで作った文書を印刷せずにFAXで直接送信することができますので、必ずしもFAX単体の機械は必要ありません。 最近は、販売促進の“スパム”FAXも多いので、自動的に紙に印刷してしまうと、紙代の無駄であるとも言えます。 メモ用紙にしかなりませんからね。その点、パソコンのFAX受信機能を使えば、印刷せずとも内容を確認して、 スパムはそのまま削除ができます。
電話は絶対に必要ですから、FAX電話を用意すれば、複合機でのFAX機能は、 限りなく無用とも言えますね。

★お奨めのプリンタ★とは

そこでお奨めのプリンタを厳選してみました。安くて、性能品質が安定していて、自動両面印刷に対応している、、、介護関連のスモール・オフィス向け最優良?機種とは。

キャノン製『Satera LBP3300』です。自動両面印刷に対応したレーザープリンタで、ウォームアップなしで、 9秒で最初の印刷をします。給紙容量は標準250枚。
ネットワーク対応はオプションとなりますが、それでも安いです。
USB接続でのプリンタ共有で使用すれば、本体価格のみです。

Satera LBP3300 (CANON製)
実勢価格
本体・標準付属品
25,500円 
オプションのネットワークカード(
13,000円 
合計
38,500円 

NetHawk EP100(5237A101)は、定価16,800円のオプションです。

キャノン製『Satera LBP3410』です。 上記に加え、ネットワークカードが標準で装備され、8秒で最初の印刷がされ、 カセットの給紙容量も350枚が標準となります。

Satera LBP3410 (CANON製)
実勢価格
本体・標準附属品(ネットワーク機能付き)
68,000円
お奨めプリンタの機種別機能および価格比較
メーカー 製品名 型番 実勢価格 お奨め度
機能
サイズ レーザー カラー 自動両面印刷 ネットワーク コピー FAX スキャナー
キャノン Satera LBP3300
25,500
A4
1C
×
×
×
キャノン Satera LBP3410
68,000
A4
1C
×
×
×
キャノン PIXUS MP500
15,500
A4
-ink-
4C
×
×
キャノン PIXUS MP830
42,500
A4
-ink-
4C
×
キャノン PIXUS MP950
27,000
-
A4
-ink-
4C
×
×
日本HP Officejet 7210All-in-one
24,990
A4
-ink-
4C
は、メーカーオプションとなります。 LBP3300では、16,800円(外付け)〜24,800円(無線LAN対応)で用意できます。


プリンタ機種選びから始まるランニングコスト
次は、コピー用紙とトナー・カートリッジというサプライ品ですが、一枚当たり何十銭の差が将来的に大きな差となり、 損失となります。
先に紹介した居宅介護支援事業所のケアマネさんは、手動?両面印刷で、 みんなでコピー用紙の数量の低減をしていたわけですが、その1枚1枚の単価も大切です。

プリンタ出力での1枚当たり単価は、 “4円”程度が目安
通常、高価なコピー機や複合機を、キャノンさんなどと契約すると、モノクロ(1C)の出力コストは 3.5円、 これにコピー用紙代が加わります。
コピー用紙の単価は、まとめて購入するロットによって、様々ですが、購入ロットを2500枚として試算してみます。
1枚当たり、0.65円〜0.80円程度になると思いますので、合わせると4.15円〜4.30円程度でしょうか。

上記のキャノン SateraLBP3300を使用した場合も大きくは違いません。 トナー・カートリッジ「CRG-508」の購入代金を2500枚で割ると、単価は3.5円前後になります。 毎月のコピー数量やプリント数量を確認して、購入ロットを決め、少しでも安いところから購入する努力が必要ですね。 トナー・カートリッジには、大容量版もありますので、単価をもっと下げることも可能です。
また、主要メーカー製品や売れ筋商品のサプライ品は、取り扱い店も多く、価格も安くなる傾向にありますし、 リサイクル製品も出回りますので、コストを下げやすいメリットもありますね。

上記の単価を目安として、大きく差が有る場合は、一考する価値があります。


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